元データがないときに
PDFしか手元にない履歴書・職務経歴書を編集
元のファイルは、古いパソコンや期限の切れたサブスクリプション、大学のアカウントと一緒になくなり、残っているのはPDFだけ。しかも、それは書類選考を通過してきた版です。必要なのは役職1か所と日付1か所の修正で、別のテンプレートで一から作り直すことではありません。
- 役職、退職年月、電話番号を、ページ上でそのまま更新できます。採用担当者の目に留まった、そのファイルのままで。
- 手を加えていない行は、元のテキストのまま残ります。応募先のシステムにも、これまでどおり本物の履歴書として読み取られます。
- 編集は無料。ダウンロードには無料アカウントと有料プランが必要で、最初の1週間は£0.99です。
ここにPDFをドラッグ&ドロップ
プライバシー保護:ブラウザ上で処理されます
お手元のファイルで使えますか?
| お手元のファイル | ここで使える? | どうなるか |
|---|---|---|
| Word、Pages、Googleドキュメントから書き出した履歴書・職務経歴書 | 使えます | どの行も本物のテキストなので、役職をクリックすればカーソルが入ります。その下の職歴は動きません。 |
| 作成代行サービスに作ってもらった、デザイン性の高い職務経歴書 | 使えます | サイドバーのあるレイアウトも問題なく編集でき、文字が増えても、入力している段の中に収まります。ヘッダーの画像に組み込まれた氏名はテキストではないため、カーソルは入りません。 |
| 印刷した履歴書のスキャンや、スマートフォンで撮った写真 | ひと手間で使えます | あるのはページの画像だけで、クリックできる文字がありません。先にOCR(文字認識)で読み取る必要があります。履歴書でいちばん読み間違いが多いのは、電話番号の数字と在籍期間です。 スキャンしたPDFを編集 |
| 応募フォームで「ファイルサイズが大きすぎます」とはじかれる履歴書 | ひと手間で使えます | 先にここで編集し、圧縮はそのあとにしてください。順番が逆だと、せっかく小さくしたファイルが、行を打ち直すたびにまた大きくなります。 PDF圧縮 |
| 守秘義務などで、前職の社名を復元できない形で消す必要がある履歴書 | 対象外 | 打ち直しは元の文字を隠すだけで、取り除くわけではありません。墨消しをすると、そのページ全体が画像になります。テキスト情報のないページが入った履歴書を、応募先に送るわけにはいきません。 PDF墨消し |
手順
- 1
履歴書のPDFをドロップし、1ページ目が表示されるのを待つ
ファイルはこのブラウザのタブの中で読み込まれ、アップロードされることはありません。最初から「選択」ツールが選ばれていて、テキストとして保存されている行なら、どこでもカーソルが入ります。
- 2
「選択」で役職をクリックして打ち直す
元の行はページの背景と同じ色で覆われ、新しい文字が、履歴書に埋め込まれているフォントで描き直されます。同じ長さの文字に置き換えた場合は、何も動きません。
- 3
退職年月を更新したら、すぐ下を確認する
「現在」を「2026年1月」に変えると、5文字長くなります。右揃えの期間欄にある日付は、右端の位置を保ったまま左へ伸びるので、下に並ぶ日付とそろったままのはずです。
- 4
最後のページの末尾まで読んでから「PDFを書き出す」を押す
箇条書きを書き直すと、同じ段の下にある項目が下へ送られます。最後の職歴より先までスクロールして確認しましょう。書き出しにはアカウントと有料プランが必要で、最初の1週間は£0.99です。
こんな変更ができます
- いちばん上の職歴の「マーケティング担当」を「マーケティングリーダー」に更新する。その下の2つの職歴は、元の位置から動きません。
- 右揃えの期間欄にある「2023年3月〜現在」を「2023年3月〜2026年1月」に更新する。
- ヘッダーの携帯番号を、同じ桁数の別の番号に差し替える。中央揃えの行は、中央に収まったままです。
- 連絡先の行にある、まもなく使えなくなる携帯会社のメールアドレスを、個人のアドレスに差し替える。
- 現職の3つ目の箇条書きを、30文字から50文字に書き直す。その下の箇条書きは、自動で送られます。
- 「詳細は面接時にご説明いたします。」の1行を削除する。あとには、きれいな余白だけが残ります。
よくある方法がうまくいかない理由
PDFをWordに変換して編集し、もう一度書き出す
変換ツールは、テキストボックスや表を推測で組み立てます。フォントは別のものに置き換わり、2ページが3ページに増え、応募先のシステムが読み取るのは、自分で校正したものとは別のファイルになります。
無料の履歴書テンプレートに打ち直す
それは編集ではなく、新しい書類の作成です。企業から反応のあった版は失われ、行間の調整だけで一晩がつぶれます。
スクリーンショットを撮って画像編集ソフトで直し、PDFとして保存する
できあがるファイルには、テキストが一切含まれません。応募先のシステムは何も読み取れず、応募フォームが小さいファイルを求めているときに、かえってサイズが大きくなります。
古い版を送り、変更点はメール本文で説明する
システムに残るのは読み取られた履歴書であって、メールではありません。数か月たっても、採用担当者のデータベースには間違った退職年月が残ったままです。
ここではできないこと
- 編集は無料です。修正した履歴書のダウンロードには無料アカウントが必要で、料金は最初の1週間が£0.99、その後は年額£11.99からのプランになります。
- 打ち直した行は左端の位置を保ち、中央には揃え直されません。そのため、中央揃えの連絡先の行を長い文字に置き換えると、中央に収まらず右へ伸びます。
- 打ち直した行は通常、履歴書と同じフォントの、選択できる本物のテキストとして書き出されます。ただし、埋め込まれているフォントが、書類で使われている文字だけを収めたサブセットで、入力した文字がそこに含まれていない場合(たとえば、元の書類に出てこない漢字)、その行は見た目を合わせた画像として書き出されます。
- 連絡先のメールアドレスがクリックできるリンクになっている場合、表示されている文字を打ち直しても、リンク先は変わりません。
- 箇条書きを大幅に長くすると、同じ段の下にある項目が下へ送られます。2ページ目が埋まっていると、2ページの職務経歴書が3ページ目にはみ出すことがあります。書き出す前に、最後まで目を通してください。
よくある質問
1行を変えると、ほかの部分も動いてしまいますか?
ほぼ同じ長さの文字に置き換えるなら、何も動きません。元の行が覆われ、新しい行が同じベースライン(文字の下端をそろえる基準線)に載るだけです。箇条書きを長くすると、その段落が折り返し直され、下にある項目が下へ送られますが、動くのはその段の中だけです。職務経歴の段が伸びても、スキルを並べたサイドバーは動きません。最後のページは確認してください。数文字増えただけで、2ページの職務経歴書が3ページ目にはみ出すことがあります。
打ち直した行だけ、フォントが違って見えませんか?
打ち直した行は、ファイルに埋め込まれているフォントを元のサイズのまま使って描かれるので、通常は前後の行と見分けがつきません。違いが出るのは、次の2つの場合です。幅の決まった場所で行が長くなると、折り返さずに、収まるよう文字がわずかに小さくなります。また、埋め込まれているフォントが一部の文字だけを収めたサブセットで、入力した文字がそこに含まれていない場合、その行は画像として描かれます。
編集したファイルは、採用管理システム(ATS)でも読み取れますか?
システムが見ているのは履歴書の見た目ではなく、その下にあるテキスト情報、つまりファイルに保存されている文字とその並び順です。その場で編集する方法なら、手を加えていない行は最初に書き出したときのまま残り、打ち直した行も通常は本物のテキストになります。氏名、日付、役職は、システムが探す場所にそのまま残ります。応募フォームがそのファイルを「履歴書」と呼んでいても、「レジュメ」と呼んでいても同じです。
印刷した履歴書のスキャンしかありません。日付を直せますか?
スキャンにはテキストが入っていないため、OCR(文字認識)が文字を推測することになります。しかも、電話番号の数字、郵便番号、在籍期間といった、履歴書でいちばん大事な部分ほど読み間違いが起きやすくなります。OCRを実行したら、何かを変える前に、認識されたページを印刷物と見比べてください。直したい1行だけでなく、ページ全体を校正することになるからです。古いメールの添付でも構いません。履歴書がファイルとしてどこかに残っているなら、そちらから始めてください。
1ページに収めたり、自己PRを職務経歴の前に移したりできますか?
いいえ、できません。ここでできるのは行単位の編集で、レイアウトの組み替えではありません。各項目はPDFに保存されている順番のまま、段の幅もそのままで、書類全体を流し込み直してページ数を減らす機能はありません。文書全体の文字を小さくするのは別の作業で、専用のページがあります。構成そのものが応募先に合っていないなら、それは作り直しであり、作り直しはワープロソフトでする作業です。
元のファイルの作成元の情報は、編集後も残りますか?
一部は残ります。PDFを保存すると、PDFを作成したソフトの名前と更新日時が書き換わります。これはPDFを保存するツールならどれでも同じで、プロパティの表示は元のファイルと一致しなくなります。一方、元の書き出しで入った「タイトル」と「作成者」には手を加えません。作成代行サービスに作ってもらった履歴書なら、そこにサービス名やテンプレート名が残っていることがあります。書類選考でプロパティまで開く人はまずいませんが、見られない前提にはしないでください。送る前に、お使いのPDFビューアーで確認しておきましょう。
書類選考を通過してきた履歴書を開き、古くなった1行を更新したら、書き出す前にその下の項目を読んでください。レイアウトも、読み取れるテキストも元のまま、同じ書類です。変わるのは、古くなっていた情報だけです。
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