peadf

価格改定のときに

価格が変わったら、メニュー表のPDFをそのまま編集

仕入れ値が上がり、月曜日までに価格を4か所変えなければならない。ところが手元にあるメニューは、2年前にデザイナーから届いたPDFだけ。デザインを作り直したいわけではありません。変えたいのは、その4つの数字だけ。書体も行の位置もそのままに、ほかには一切手を付けずに済ませたいところです。

  • 打ち直した価格は、メニューに埋め込まれた書体とサイズのまま。980円を1,080円にしても、フォントが置き換わることはありません。
  • 料理のページとランチセットの両方に載っている同じ金額も、「検索と置換」で一度に変更できます。
  • 編集は無料。ダウンロードには無料アカウントと有料プランが必要で、最初の1週間は£0.99です。
えんどう豆のアイコン

ここにPDFをドラッグ&ドロップ

プライバシー保護:ブラウザ上で処理されます

または
PDFを読み込み中…

お手元のファイルで使えますか?

お手元のファイルここで使える?どうなるか
デザイナーがInDesign、Illustrator、Canvaから書き出したメニュー使えます文字がテキストのまま残っているので、価格をクリックするとその行にカーソルが入り、その場で打ち直せます。
メニューを撮影またはスキャンしただけで、文字を選択できないPDFひと手間で使えます先にOCR(文字認識)が必要です。ただし、OCRの読み取りは「ほぼ正確」であって、完全ではありません。元データがまだ手に入るなら、印刷に回す分はそちらを使ってください。 スキャンしたPDFを編集
価格が黒板の写真やイラストの中に描き込まれているメニュー対象外その価格は文字ではなく画像の一部なので、クリックできる行がありません。画像ごと差し替えるのが現実的です。 PDFの画像を差し替え
見出しなどのデザイン書体がPDFに埋め込まれていないメニュー使えます編集はできますが、新しく打った文字は代わりの書体になり、見出しとはそろいません。その仕上がりは、お支払いの前に編集画面で確認できます。
デザイナーが権限パスワードで編集を制限したメニュー使えます権限の設定は、PDFを表示するアプリへの指示であって、ページにかかった鍵ではありません。そのため、メニューはここで開けて、価格も編集できます。先に解除が必要なのは、表示する前にパスワードを求められるファイルだけです。

このページにたどり着くのは、こんな方

3月に小麦粉とバターが値上がりしたカフェのオーナー

店先の看板は320円のまま。レジのほうは、2週間前から360円になっています。

チラシ400枚の印刷を予約してあるテイクアウト店

印刷は木曜日。前回刷ってから、カレー2品がそれぞれ100円上がっています。

2022年にデザイナーが作った料金表を使っている美容室のオーナー

トップスタイリストが加わり、カットの料金を2段階に分けることになりました。

社名入りの書式で見積書を出し直す工務店

お客様の了承は取れています。ただ、材料費の行が34,000円変わり、手元にあるのはPDFだけです。

手順

  1. 1

    メニューをドロップして、最初の価格をクリックする

    数字をクリックすると、その行にカーソルが入ります。料理名も、価格へ続く点線(リーダー)も、その行に付いたままです。

  2. 2

    古い数字を新しい数字に打ち直す

    普通のテキストボックスと同じ感覚で、980円を1,080円に書き換えます。変わるのは、手を入れた箇所だけです。

  3. 3

    価格の列の右端を確認する

    桁が増えた分、数字の幅が広がります。点線と価格が同じ行にあるなら、リーダーの点を1つ削って、その分の幅を取り戻しましょう。

  4. 4

    同じ数字は「検索と置換」でまとめて直し、書き出す

    Ctrl+F(MacではCommand+F)で検索バーを開きます。検索欄に古い数字、置換欄に新しい数字を入れて「すべて置換」。ページの見た目に問題がなければ、「PDFを書き出す」を押します。

こんな変更ができます

  • 定食4品を980円から1,080円に上げ、残りの26行はそのままにする
  • 2品選べるランチセットを1,200円から1,400円に、載っている2か所とも変える
  • リーダーの点線をずらさずに、「ホイップバター」を「発酵バター」に書き換える
  • サービス料の注記を「サービス料はいただいておりません」から「サービス料として10%を別途頂戴いたします」に変える
  • 盛り合わせの下にあるアレルギー表示を、「小麦・卵・乳」から「小麦・卵・乳・ごま」に増やす
  • 裏面にある火曜日のラストオーダー「17:00」を「16:30」に直す
  • 提供をやめた料理とその価格を消し、デザイナーが整えた余白はそのまま残す

実際の仕組み

価格を打ち直すといっても、古い数字の上に重ね書きするわけではありません。その行の文字が載っている範囲だけに長方形をかぶせ、背後のページから拾った色で塗りつぶしたうえで、元と同じベースライン(文字の下端をそろえる基準線)に行を打ち直します。クリーム色や濃い色のメニューでは、この違いが効いてきます。ただの白い四角を置いたのでは、店の向こう側からでもわかるほど目立ってしまうからです。新しい数字は、お手元のPDFから取り出したフォントデータで描かれます。そのため1,080円は、置き換える前の980円と同じ書体、同じ太さ、同じサイズで戻ってきます。

打ち直した行は左端の位置に固定され、下の行に折り返すことはありません。新しい文字が左端から右の余白までに収まらないときは、1行に収まるよう文字がわずかに縮小されます。ただし、縮小の下限はおよそ3分の2なので、読めないほど細かくなることはありません。見直しておきたい点が2つあります。1つは、色付きの角丸ラベルに入った価格です。古い数字を隠す覆いは文字の部分にしかかからず、ラベルの形は変わらないので、数字の幅が広がるとラベルからはみ出すことがあります。もう1つは、数字より小さく組まれた「¥」や「円」です。打ち直すと、行のほかの文字と同じサイズになります。

よくある方法がうまくいかない理由

デザイナーにもう一度頼む

ファイルには何も起きません。問題はそこです。数字を1つ変えるだけのことに、見積もりを取り、スケジュールを押さえてもらい、2週間待つことになります。その間も、店先の看板は980円のままです。

メニューのテンプレートで作り直す

できあがるのは別のメニューです。書体も、行間も、列の幅もすべて変わり、10分で済む作業がひと晩がかりになります。

PDFをWordで開く

Wordはページを一から組み直します。リーダーの点線はタブの連続に変わり、2段組みは1段にまとめられ、ヘッダーの写真はそれだけで別のページに送られます。

シールを印刷して、古い価格の上に貼る

ラミネートの上に貼ったシールは、1週間ともたずに浮いてきます。テーブルのQRコードから開くメニューは古いままですし、印刷会社に渡せるファイルも手元に残りません。

ここではできないこと

  • 料理を別のカテゴリーに移す、前菜を1品増やす、段組みを変える。これらはデザインのやり直しにあたります。新しい項目に合わせてメニュー全体を組み直す機能は、ここにはありません。
  • 幅の広がった価格は、左端の位置を保ったまま右へ伸びます。そのため右揃えの列では、右端が1桁分ほどずれることがあります。ずれは、書き出す前に編集画面で確認できます。
  • 斜めや縦向きに配置された文字(ページの端に縦に入れた「DRINKS」の見出しなど)はロックされ、打ち直せません。
  • 色はRGBで書き戻されます。リンクで共有するPDFやウェブサイト、自分で刷るチラシには適していますが、商業印刷の入稿データには向きません。
  • 編集は無料で、メニューがブラウザの外に出ることはありません。修正したファイルのダウンロードには無料アカウントが必要で、料金は最初の1週間が£0.99、その後は年額£11.99からのプランになります。

よくある質問

価格を右揃えで縦に並べています。編集してもそろったままですか?

自動ではそろいません。ここがいちばん注意したい点です。打ち直した行は左端の位置を保ったまま右へ伸びるので、980円を1,080円にすると、増えた桁の分だけ右端が外に出ます。左揃えの列なら、まったく動きません。右揃えの列では、新しい数字が上の行の価格より右へはみ出します。その様子は、書き出す前に画面で確認できます。打ち直されるのは編集した行だけなので、前後の行は動きません。

料理を別のカテゴリーに移したり、前菜を新しく追加したりできますか?

できません。試してひと晩を無駄にしていただくより、先にはっきりお伝えしておきます。このツールで変えられるのは、ページの上にあるものです。文字や数字を書き換え、画像を差し替え、不要な部分を覆って隠せます。一方、新しい項目に合わせてメニューを組み直すことはしません。行を足しても下の行は下がりませんし、デザインされた段から別の段へ料理を移すこともできません。それはデザインのやり直しであり、元データで行う作業です。peadfが得意なのは、誤りの訂正と価格の変更です。

編集できるCanvaやInDesignのファイルとして、メニューを受け取れますか?

いいえ。ここには、PDFをデザインデータに戻す機能はありません。「戻せる」とうたうサービスがあっても、返ってくるのは、書体や文字の間隔を推測で組み直した、よく似た別物です。peadfからお渡しするのは、新しい価格が入ったPDFです。印刷会社に渡すファイルにも、QRコードのリンク先にも、ウェブサイトに載せるファイルにもなります。レイアウトそのものを編集できる形で取り戻したいなら、確かな方法は、デザイナーが持っている元データだけです。

テーブルのQRコードは古いメニューにつながっています。ダウンロードした後はどうなりますか?

ラミネートしてテーブルに置いたQRコードは変えられません。だから、その先にあるファイルのほうを変えます。リンクで共有しているPDFを修正版に差し替えれば、同じQRコードのまま新しい価格が表示されます。中身を変えられないリンク先をQRコードにして印刷するのではなく、リンクで共有しておく理由はここにあります。なお、価格を変えた後に差し替えが必要なメニューは、たいてい3つあります。印刷会社に渡したもの、リンクで共有しているもの、ウェブサイトに載せているものです。

このファイルは、印刷会社に受け付けてもらえますか?

少部数のデジタル印刷や、お店やオフィスのプリンターで刷る分には問題ありません。商業印刷に出す場合は、先に印刷会社へ確認してください。編集したファイルの色はRGBで書き戻され、CMYKや特色には対応していません。そのため、ブランドカラーを厳密に合わせる印刷会社であれば、デザイナーが作った入稿データを求められるでしょう。なお、修正したメニューが重くてメールで送れないときは、ほかのソフトで書き出し直すのではなく、圧縮してください。

実際のところ、いくらかかりますか?

編集は無料です。処理はすべてブラウザの中で行われるので、メニューがpeadfにアップロードされることもありません。料金がかかるのは、修正したファイルをダウンロードするときです。メールに届くコードで無料アカウントを作成し、最初の1週間は£0.99、その後は年額£11.99からのプランになります。変更した結果は、料金の話が出てくる前に、すべてページ上で確認できます。

メニューを開いて最初の価格をクリックし、新しい数字を打ってみてください。書体がそのまま使えるか、列はそろったままか、作り直さずに済みそうか。1分もあればわかります。ファイルはアップロードされず、この時点ではまだ何も決める必要はありません。

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